「ひぐらしのなく頃に」ヲタ会話のフォーマット変遷が面白い
録画していた「ひぐらしのなく頃に」の
再放送を観始めました。
本放送当時は録画機器を持っておらず
アニメはあまり観ていませんでした。
ヲタ会話のフォーマット継承が面白いです。
始祖の「うる星」(’80年代)と
現代のなろう系(’10年代以降)を繋ぐ、
「ひぐらし」(’00年代)。
「〇〇って、■■ってことですかい?」
「おやおや、とんだ△△だ」
「やめんかい! あたしゃ◎◎かっつーの!」
オタクにとっての小粋なトーク。
ちょっと捻って、でも下品にならない。
まさに会話のソーシャルディスタンス
(ポーズを取って他人の心や
パーソナルスペースに踏みこまない)。
1980年代、オタク作品の先鋒である
スタジオぴえろ作品群や
サブカルなニューウェーブ漫画が
使い始めた印象があります。
「ひぐらし」が注目されたのは、
このヲタ会話でファンの懐に入り、
ホラー部分でカウンター打撃したこと。
「まどかマギカ」と同じ手法ですね、
実に勉強になります。
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